今回の遺品整理は、3DKのアパートでした。
当日にご連絡を頂き、時間の空きがあったのですぐに伺いましたが、お部屋には、5~6人のご親族が遺品の整理をされて居られました。
ご親族の中には、遠方からの方もおられ、それぞれが遺品として引き取る物の仕分けをしつつ、不必要な物を可燃や不燃のゴミ袋に入れておられましたが、分別を間違って入れている物が多々ございました。
見積のご説明の際に、該当市の分別の方法が異なるので、作業をする場合、既にゴミ袋に入れた中身も再度確認し、間違った物が入っていないかをチェックする必要があると申し上げると皆さんから「頑張ったが、間違っているなら、しょうがないね。やらなくても良かったんだ・・・。」という落胆のお声が漏れました。
これはよくある事なので今回あえて記載をさせて頂きましたが、皆様ご自分の暮らす土地の分別の方法でゴミ袋に不要物を入れられるのですが、実際に一般廃棄物運搬業(いわゆる家庭ごみの業者様)に引き渡す際、処分場で指摘を受けることになるので、きちっとその市の分別に従い、不要物を出すことが求められます。
これは、処分場にお客様が直接持ち込む場合では尚更です。
日々のゴミ出しの際は、ある程度適当にゴミ袋に入れても、持って行ってくれますが、こういった大量の不要物を出す場合は、きちんと分別する必要があるのです。
よって、遺品整理や生前整理の場合、必要な物のみ仕分けで取り出し、不要物の仕分けは業者に任せた方が、お客様も、業者も不要な手間がかからないので、ここに注意をされると良いでしょう。
話を元に戻しますが、この案件では、既に必要な物を分けておいでだったので、後は全てお任せくださいと言う事で、お仕事を頂きました。
それでは、ビフォアアフターを見て頂きましょう。
お部屋は2階でしたが、駐車場まで約100mはあったので、搬出に非常に時間がかかりました。
作業は、4名で1日半(約8時間)の1日目は分別と買取品の搬出、2日目は搬出と廃棄をさせて頂きました。
買取(古物、布類、紙類、金属類)で約4立米、廃棄は約16立米の合計22立米でした。(上記金額に廃棄代は含まれておりません)
2日目にお客様がいらっしゃいましたが「本当に助かりました。自分たちではどうにもならなかったので、すぐに来て、やって頂き感謝しかありません。」と何度も言って頂けました。
毎回感じますが、お役に立ててよかったと思える瞬間です。
最後になりますが、故人のご冥福をお祈りし、ご親族ご一同様の今後の更なるご多幸を心よりお祈り申し上げます。
私共にお仕事を下さり、衷心よりの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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