今回は、若いご夫婦からのご依頼でした。
小さい頃に離婚し、離れ離れになった父親に突然の訃報・・・・聞けば近所の方が気づきお亡くなりになっていたのが判ったようでした。
よって、まずはお父様が倒れられた台所の床の撤去の依頼を受け、その後家全体の家財撤去のご依頼を受けました。
玄関には物が多く、ここだけでも結構な家財量でした。
故人は、手先が器用な方だったらしく、家の防犯設備や、様々な物を上手に作られておられました。
勝手口の床に穴が開いておりますが、ここの床を撤去したのです。
依頼人は久しぶりに訪れた家に対して、ご自分の小さい頃の記憶と違って、少し小さく感じられていたようで、ぽつりぽつりと小さい頃の思い出をお話頂けました。
小さい頃に別れ、あまり記憶が無いとはいえ、実の父親であり、「最後は、私がきちんとしてやりたいので・・・」と今回の依頼の動機をお話頂けました。
家を出られる時に、お父様に語りかけられているご様子が心に残りました。
私も父を亡くしておりますが、やはり死んでも思い出してくれる人が居るということは、幸せな事だと改めて思いました。
故人のご冥福を心からお祈り申し上げ、依頼者ご夫妻の今後の更なる多幸を切に願っております。
ありがとうございました。
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