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生前整理の手順とチェックリスト!注意点も解説!

2024.09.11

人生100年時代と言われる現代において、自分らしい最期を迎えることは、多くの人が考えるようになったテーマです。 その中で、近年注目されているのが「生前整理」です。
生前整理は、単に不要な物を処分するだけでなく、自分の人生を振り返り、残された家族への想いを形にする、大切なプロセスと言えます。
しかし、いざ生前整理を始めようと思っても、具体的な手順や注意点が分からず、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、遺族の負担を軽減し、後悔のない人生を送るための生前整理の進め方について解説していきます。

□生前整理の進め方|具体的な手順とチェックリスト

生前整理は、漠然と始めるのではなく、具体的な手順を踏むことで、よりスムーズに進められます。
ここでは、生前整理を4つのステップに分け、それぞれのステップで注意すべきポイントやチェックリストをご紹介します。

*準備段階

生前整理の目的と範囲を明確にする 生前整理を始める前に、まずは目的を明確にすることが大切です。
遺族の負担を軽減したいのか、自分の人生を見つめ直したいのか、それとも将来の不安を解消したいのか。
目的によって、整理する範囲や内容が変わってきます。
例えば、遺族の負担軽減を目的とするなら、相続手続きに必要な書類や財産情報を整理することが重要になります。
一方、自分の人生を見つめ直したい場合は、思い出の品や不要な物を整理し、本当に大切なものを見極めることに重点を置くでしょう。
生前整理の目的を明確にすることで、何を整理すべきか、どのように整理すべきかが明確になり、無駄な時間や労力を削減できます。

*整理段階

不要なものを処分し、必要なものを整理する 生前整理のメインとなる段階です。 ここでは、持ち物を以下の3つに分類し、整理を進めていきます。

1: 必要なもの

今後も必要となる物、手放すのが難しい思い出の品などです。
必要なものは、整理整頓し、分かりやすい場所に保管しましょう。

2:不要なもの

今後使う予定のない物、壊れている物、重複している物などです。
不要な物は、処分方法を検討し、適切に処理しましょう。 不用品回収業者やリサイクルショップなどを利用するのも有効です。

3: 迷っているもの

必要かどうか判断に迷う物です。
迷っている物は、一旦保管し、一定期間後に再度見直してみましょう。
その間、全く使わなかった物は、処分しても良いでしょう。
整理段階では、以下のチェックリストを活用すると、より効率的に進められます。

・衣類:サイズが合わなくなったもの、着なくなったもの、傷んでいるもの
・書籍:読まない本、古い雑誌、重複している本
・家電:壊れているもの、古いもの、使っていないもの
・家具:傷んでいるもの、サイズが合わないもの、使っていないもの
・食器:傷んでいるもの、割れているもの、使っていないもの
・雑貨:使っていないもの、壊れているもの、重複しているもの
・書類:古い請求書、保証書、説明書、不要な手紙

*記録段階

財産情報や大切な情報を整理する 生前整理では、持ち物を整理するだけでなく、財産情報や大切な情報を整理することも重要です。

所有している財産を一覧にした財産目録を作成しましょう。
財産目録には、不動産、預金、株式、債券、現金、貴金属、自動車、美術品など、所有するすべての財産を記載します。
また、借金などの負債も忘れずに記載しましょう。
財産目録があれば、遺族は相続手続きをスムーズに行うことができます。

保険証書、印鑑証明書、住民票、戸籍謄本、遺言書、契約書、不動産の権利証、通帳など、重要な書類は整理して保管しましょう。
これらの書類は、紛失すると再発行の手続きが大変なので、安全な場所に保管することが大切です。
遺族がスムーズに書類を見つけられるように、分かりやすい場所に保管しましょう。

□生前整理の注意点

生前整理は、従来の整理に加えて、近年重要性を増しているデジタルデータやSNSアカウントの整理も忘れてはなりません。

1:デジタルデータの整理

デジタルデータは、パソコン、スマートフォン、タブレット、クラウドサービスなど、様々な場所に保存されています。
・パスワード管理:パスワードを記録したメモを作成し、安全な場所に保管しておきましょう。
パスワード管理アプリを利用するのも有効です。 遺族がパスワードを容易に確認できるよう、分かりやすい場所に保管しましょう。
・データの整理:不要なデータは削除し、重要なデータは外部ストレージにバックアップしましょう。
重要なデータは、紙媒体に印刷しておくことも有効です。
・アカウント整理:ネットバンキング、証券会社、電子メール、オンラインストレージなどのアカウント情報を整理しましょう。
遺族がアカウントにアクセスできるように、パスワードを記録しておきましょう。

2: SNSアカウントの整理

SNSアカウントは、個人情報やプライベートな情報が蓄積されているため、整理が必要です。

・アカウントの整理
アカウントを削除するか、遺族に引き継いでもらうかを決めましょう。
遺族に引き継いでもらう場合は、パスワードを記録しておきましょう。

・プライバシー設定
アカウントのプライバシー設定を確認し、不要な情報が公開されていないか確認しましょう。
公開範囲を制限したり、非公開設定にしたりすることで、プライバシー保護を強化できます。

・投稿の整理
遺族に見られたくない投稿は削除しておきましょう。
遺族に公開しても問題ない投稿は、そのまま残しておくことができます。

3:遺族への情報提供

デジタルデータやSNSアカウントの整理が終わったら、遺族に情報提供しましょう。

パスワードを記録したメモや、パスワード管理アプリのアカウント情報を遺族に提供しましょう。
アカウントを削除する場合は、その旨を遺族に伝えましょう。
遺族に引き継いでもらう場合は、アカウントの管理方法を説明しましょう。

□まとめ

生前整理は、遺族の負担を軽減するだけでなく、自分の人生を振り返り、大切なものを再確認する貴重な機会となります。
具体的な手順を踏むことで、よりスムーズに進めることができます。
また、デジタルデータやSNSアカウントの整理も忘れずに行い、遺族に情報提供をするようにしましょう。
生前整理を通して、自分らしい最期を迎え、残された家族に感謝の気持ちと、穏やかな気持ちを残せるように準備を進めていきましょう。

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