愛知、名古屋の遺品整理・生前整理業者｜こころテラス東海 
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遺品整理士（いひんせいりし）は、故人の遺品を整理し、整理作業をサポートするプロの業者や専門家のことを指します。この仕事は、故人が亡くなった後に残された遺品や遺留品を整理し、遺族や関係者にとって負担のかからないようにサポートすることが主な役割となります。
遺品整理士は、物理的な整理だけでなく、感情的なサポートも提供することが求められる場合があります。遺族が亡くなった家屋や部屋を整理するプロセスは、しばしば感情的に難しいものであり、遺品整理士はその過程で慎重かつ尊重しながら作業を進める必要があります。
遺品整理士は、個人や企業として活動する場合があり、地域社会で需要があるサービスとして提供されています。彼らは通常、物品の処分や寄付、販売などに関する知識を持ち、作業中に発生する様々な課題に対処できるように訓練されています。
以上が「Chat GPT」の返答でした。
遺品整理士は、「一般社団法人遺品整理士認定協会」が発行している民間資格です。
よって、国家資格ではありません。
全国に約２万人の有資格者がいますが、遺品整理の取り扱いの手順や、遺品の取り扱い方法や、不用品の処理など専門的な知識を勉強します。
ここからは、筆者の私見です。
実は、遺品整理業の一番の難しい所は、整理の手順や、遺品の取り扱い方法などではなく、不用品の廃棄の仕方です。
間違った廃棄をすると「不法投棄」となり、排出者つまりお客様が罰せられる事となるからです。
これは、各都道府県や、各市町村によって不要物の分別と廃棄の方法が違う事から、遺品整理士を取得する際に、ここは勉強できません。
また基本的に、一般家庭から出る廃棄物は、一般廃棄物です。（一般廃棄物の収集運搬業の資格は、最高裁の判例により、新規取得がほぼ無理な資格です。）
しかし、業者によっては、産業廃棄物で廃棄する業者や、山などに不法投棄する業者も多く居ます。
これは、産業廃棄物の「混合廃棄物」という廃棄の方法で捨てると、ほぼ全部を一緒に捨てられることから、分別の手間が省け、遺品整理の時間も大幅に短縮出来るからです。
手間が省けると言う事は、適法廃棄の業者では２日かかる仕事が、１日で終わるので、他の案件をこなす事や、人件費なども安くなる事から、不法投棄の会社が実は多いのです。
山林に投棄するなどはもってのほかですが、お客様に廃棄代を貰っておきながら実質０円なので、お金に目がくらんだ業者も居るようです。
よって、良い業者は、見積の際に、お客様のご都合に併せて、幾つある廃棄の方法と、おおよその金額を説明してくれます。
話を戻しましょう。
個人的な意見ですが、実は創業から、先に書いた「遺品整理士」の資格が、必要だと思った事は一度もありません。（もちろん、弊社にも資格者はおります）
先にも記述したように、民間資格であり、この資格があるから安心だという訳でもありません。
先に述べた産廃での廃棄等は、何でもかんでも一緒に袋に入れれるので、細かく見てはくれませんし、見つけてくれる可能性も低くなります。
要は、「遺品整理士」が在籍しているから安心ではなく、分別の際に細かく見て、大切な遺品を見つけ、お客様にお返しする事、そして適法に廃棄をしてくれると言う事が、重要な業者選びのポイントなのです。
今回「遺品整理士とは？」というコラムを記述した理由は、「遺品整理士」の資格を取得したから、法を無視しても遺品整理で直ぐに儲けられると思っている人が多い事と、お客様も「遺品整理士が居るから安心ね。」と安易に思って居らっしゃる方が多いからです。
この業界は、一説によると年間１万社が創業し、翌年に５０００社が倒産しています。
よって５年以上続いている会社は、非常に少ない業界です。（裏を返せば、５年以上続いている会社は、ある意味良い会社なのかもしれません）
それだけ、過当競争が激しい業界なので、困った時に、業者を見つけるのも一苦労ですし、ましてや適法な業者を探すことが大変困難なのです。
今回のコラムを読んで、遺品整理士という資格についてと、お客様が、少しでもこの業界を知って下さり、正しい業者を選ばれる事になれば、大変幸いです。
今回のコラムは以上です。
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